2024年3月に発表された日産の経営計画。そのティザー画像内に登場した一台のコンパクトカーに、ベストカー編集部はざわついた。「これは……2022年に終売したマーチの後継車では……?」はたして予想は当たるのか!? 2026年冬を待て!!

※本稿は2024年8月のものです
文:ベストカー編集部/写真:日産
初出:『ベストカー』2024年9月26日号

■ティザー画像内の謎の一台の正体は……?

BEVになってもマーチの小気味よい走りは変わらないハズだ

 2024年3月に発表された日産の経営計画のティザー画像内にいた一台のコンパクトカー。ベストカーではこれを2022年に終売したマーチの後継車ではないかと踏んでいる。

 もし新型が出るとなれば、日産 サクラとリーフの間を埋める、第4の100%BEVとして登場する。気になる諸元だが、サクラとリーフの間を埋めるという観点から30kWhのバッテリーを搭載し航続距離は約250kmを目指すとされる。

 歴代マーチはいずれも丸みを帯びた愛嬌あるデザインだったので、新型もそれを踏襲したデザインとなるハズだ。

 ルノーは2024年2月にコンパクトBEVの新型「5(サンク)」を正式発表するに至っており、プラットフォームを共有すると思われる新型マーチのプロジェクトも、間違いなく進行中だろう。

 ルノーの新型5(サンク)は、全長3920mm、ホイールベース2540mmと非常にコンパクトだが、航続距離は300~400km(WLTP)にもなる。価格はフランス国内で2万5000ユーロ(405万円相当)だ。新型マーチも、これに近しいスペックと車両価格になるものと考えられる。

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