ヒョンデ傘下のキアが、ブランド初のピックアップトラック『タスマン』を10月29日にワールドプレミアする。

キアはティーザー動画と画像を公開した。タスマンは10月29日、サウジアラビアで開催されるジェッダ国際モーターショーで世界初公開される予定だ。

ティザー動画では、キアが限界に挑戦し続ける姿勢が示されており、タスマンが同社初のピックアップモデルとして徹底的な開発とテストを経て誕生したことを強調している。

公開された画像からは、タスマンの頑丈でしっかりとしたシルエットが見て取れる。これは、様々な使用環境での実用性と多様性を提供するタスマンの有用性と信頼性を強調するものだという。

キアによると、タスマンは幅広いプロフェッショナルな用途やライフスタイル活動に対応できるよう設計されており、既存のピックアップトラックデザインの欠点を解消しているという。革新的なデザイン、適応性、安全性を備えた「新次元」のピックアップトラックとして、本格的なユーティリティを提供し、ユーザーの体験を向上させ、可能性を広げるとしている。

タスマンの開発には、キアの50年にわたる特殊車両開発の経験が活かされている。これには専門モデルやオフロード車の開発も含まれ、最近のキア『テルライド』で披露されたオールテレイン技術も継承している。

開発過程では、「One More Round(もう一回)」を掲げ、厳格かつ広範なテストと開発プロセスを取り入れた。タスマンは1777項目の特定テストを1万8000サイクル以上にわたって実施している。

テストは、オフロード走行、水中走行、全地形耐久性、牽引、サーキット性能、乗り心地とハンドリングなど、多岐にわたる環境で行われた。「One More Round」というタイトルは、タスマンの開発において可能な限り高い基準を設定しようとする、キアの並々ならぬ努力と決意を表している。

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