タナベが販売中の車高調製品が適合車種を追加。最高峰モデル「サステックプロZT40」にホンダ『N-BOXカスタム』が、エントリーモデル「サステックプロCR」にトヨタ『RAV4』とホンダ『N-BOXカスタム』がそれぞれ追加された。

サステックプロZT40はミリ単位での車高調整や、減衰力・キャンバー角調整といったセッティングで、乗り心地やハンドリングを自分好みに調整可能な車高調。最適化したバネレート設定により、フル乗車時でも上質な乗り心地を確保。乗り心地を変えることなく車高を調整できる全長調整式なので、車高を大きく下げてもサスペンションストロークに変化が生じず、乗り心地にも影響を与えない。

ツインバルブシステムを採用し、発進や停止時といった極微低速域で見られる実際のダンパーの動きとドライバーが受ける作動感のズレを同調。アクセルを踏んだ瞬間からクルマの姿勢を安定させる減衰力がリニアに立ち上がる、シリーズ最高峰モデルとなっている。

サステックプロZT40に適合が追加されたホンダ・N-BOXカスタム(JF6)用の価格は15万7300円(税込)。販売開始は11月中旬より。

サステックプロZT40 N-BOXカスタム装着例(最下部:フロント 50mmダウン / リア 60mmダウン)

サステックプロCRは快適な乗り心地とほどよい車高ダウンを両立したコスパにすぐれるエントリーモデルの車高調。ダンパーピストンのリーフバルブには、バルブシート同士を密着させるためのプリロード(予圧)を必要としないノンプリロードバルブを採用。予圧が必要な従来のリーフバルブにくらべ、微低速領域のわずかな荷重変動にも敏感に反応できるので、いち早く減衰力を発生でき、車高調特有の“街乗りでの不快なゴツゴツ感”を大幅に軽減している。

ストラットタイプのスプリングの形状は、巻き径に変化をつけることで低速での追従性と高速での粘りを共存させたバレルフォルム(タル型)スプリングを採用。街乗りでのソフトな乗り味と、高速道路でのスタビリティの高いライド感を両立している。

サステックプロCRに適合が追加されたトヨタ・RAV4(MXAA54)用は販売中、N-BOXカスタム(JF6)用の販売開始は11月中旬からで、価格はいずれも10万3180円(税込)となっている。

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