ビー・エム・ダブリュー(BMW)は25日、『4シリーズ・グランクーペ』の改良新型を、全国のBMW正規ディーラーを通じて発売した。価格は722万円からとなっている。
4シリーズ・グランクーペは、4ドアクーペモデルとして2014年に初代が登場し、2021年に第二世代へと進化した。今回の改良新型モデルは、第2世代の一部改良版となる。
改良新型の特徴は、最新世代の安全機能・運転支援システムを搭載している点だ。高性能カメラやレーダー、高性能プロセッサーによる高い解析能力を持つ最先端の運転支援システムにより、高速道路での渋滞時にドライバーの負担を軽減する「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備されている。一定の条件下では、ステアリングから手を離しての走行が可能となった。
また、最新世代のコネクティビティ機能も充実している。「OK, BMW」と話しかけることで、車両の操作や目的地の設定などが可能だ。Apple CarPlayへの対応やスマートフォンとの連携機能も強化され、利便性が向上している。
外観デザインでは、新デザインのLEDヘッドライトを採用し、「M440i Gran Coupe xDrive」ではアダプティブLEDヘッドライトとレーザー・テールライトが標準装備となった。また、フロント周りの加飾部分をブラックにするなど、精悍なイメージを強調している。
BMWデジタル・キーの標準装備により、対応のスマートフォンをドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除や施錠、エンジン始動が可能となり、利便性が向上している。
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