だれもが一度は乗ってみたいと思ったことがあるであろうトヨタ センチュリー。乗り心地はまさに実家にいるような安心感! ショーファーカーというアイデンティティと上質な乗り心地は唯我独尊を体現する!!
※本稿は2024年9月のものです
文:片岡英明/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年10月10日号
■国産唯一のV8+ハイブリッド
日本を代表するVIPのためのショーファーカーがセンチュリーだ。
1967年に誕生したが、現行の3代目も誰が見てもセンチュリーとわかる重厚なデザインを採用している。先代は日本車で唯一のV型12気筒を積んでいた。これに対し現行型は5LのV型8気筒だが、モーターを組み合わせたハイブリッドだ。
その走りは後席に座るVIPを優先したもので、スムーズさと静粛性は群を抜いている。2.4tの重量ボディを悠々と加速させ、乗り心地も上質そのもの。
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■モデル追加・マイナーチェンジなどの主な履歴
・2017年10月5日…第45回 東京モーターショー2017にて新型センチュリーを初公開。
・2018年6月22日…フルモデルチェンジ、発売開始。
■グレード・価格
・ハイブリッドモデル(2WD・5.0L+モーター・WLTCモード燃費 12.4km/L・5名)…2008万円(税込)
■主要諸元(セダン)
・全長×全幅×全高:5335×1930×1505mm(5205×1990×1805mm)
・ホイールベース:3090mm(2950mm)
・トレッド(フロント/リア):1615/1615mm(1705/1715mm)
・地上最低高:135mm(185mm)
・最小回転半径:5.9m(5.5m)
・エンジン種類:V型8気筒(V型6気筒)
・総排気量:4968cc(3456cc)
・最高出力:381ps(262ps)
・最大トルク:52.0kgm(34.2ps)
・モーター出力最高出力/最大トルク:224ps/30.6kgm
・サスペンション(フロント/リア):マルチリンク/マルチリンク(マクファーソンストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)/マルチリンク式コイルスプリング(スタビライザー付))
・車両重量:2370kg(2570kg)
・WLTCモード燃費:12.4km/L(14.2km/L)
※()内は2023年9月6日に追加された「新センチュリー(プラグインハイブリッド)」の数値・形式。
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