横浜ゴムが誇るスタッドレスタイヤ「アイスガード 7」。まだ本州は雪の季節ではないけれど、今年スタッドレスタイヤ選びをしている人はぜひこの記事を読んでからにしてほしい!!! 金メダリスト清水宏保さんが極寒の旭川で試してきました。
まとめ:ベストカーWeb編集部/写真:小林岳夫/撮影協力:旭川トヨペット
■北海道なら迷わず選ぶ「アイスガード」
冬の旭川。自動車メディアはこぞってこの地でスタッドレスタイヤのテストを行う。晴天の日中には凍結がゆるみ、夜になるとまた凍結する市街地。
北見方面へ向けてまるでスケートリンクのように凍りついた峠道。少しでも「怖いなぁ」と思ったらまともに走ることもできない路面が待っている。
もちろん北海道に住んでいるみなさんは一年の半分は雪に覆われた道を走っているわけで、路面とのコンタクトをしっかり感じながら走っている。しかしどうしても頼らなければならないアイテムがある。
それがスタッドレスタイヤだ。「毎年これを買おう」という固定ファンが多いのもスタッドレスタイヤ市場だが、今回は横浜ゴムのアイスガード 7を愛用するドライバーに話を聞いてみた。
■金メダリストも納得のドライバビリティ
そのドライバーこそスピードスケート金メダリストの清水宏保さん。まさに氷を知り尽くしたひとりだけに、スタッドレスタイヤへのこだわりも大きい。
「アイスガードはいつも選ぶタイヤのひとつですよ。やっぱり”アイス”という名前だけに凍った道での印象は大切ですよね」。
試乗車はクラウンスポーツだったがそのAWD性能をフルに使い切るのがアイスガード 7だ。今回は旭川市内から旭岳に向かうルートを組んでみた。
北海道生まれ、そしてラリーにも参戦する清水さんだけに運転の安心感は非常に高い。そして滑り出しについてもわかりやすくて安心するという。
■「絶対に滑らない」はないから
「スタッドレスタイヤでも絶対に滑らない、ということはないですよね。だけれどアイスガード 7は”あっ、これから滑りそう”という瞬間がわかります。これは本当に大切で、ほんの一瞬のインフォメーションが遅れると事故につながりますから」。
百戦錬磨の道産子ドライバーとて、雪道、凍結路は突然裏切ることを念頭に置いて走っているという。だからこそ「ちょっと危ないかも」という情報がすぐに伝わることが大きな安心感に繋がる。
運転中も丁寧なステアリングワークとアクセルワークでグリップしている路面を探りながら走る清水さん。やっぱり類まれなセンサーを持っているアスリートなんだなぁ、と助手席で感心してしまう。
猛吹雪の旭岳では除雪車が入りつつも、刻々と積雪が進む。雪が深い路面も走っていただいたが実はスタッドレスタイヤが苦手とすることも多い。アイスガード 7はさすが新雪もすんなりクリア。
「やっぱり北海道の路面てすごく変わりやすい。真冬でも昼間にアスファルトが見える時もあるし、かと思ったら夜にはカッチカチになっている。そんな路面をひとつのタイヤで走らなければならない。やっぱりアイスガードという伝統に裏付けられた技術は今日乗ってみても安心感満載でした」。
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