チューニングパーツメーカー・HKSが、マレーシア・クアラルンプールで11月8日から10日に開催される「東京オートサロン・クアラルンプール2024」への出展を発表。HKSコンセプトカー『THE HKS GT-R R35 MY24 NISMO Dimension:Z』の展示を行う。
HKSは2024年1月に開催された東京オートサロン2024で、「楽しいクルマを作り続ける」という思いを追求した車両販売事業「THE HKS」の開始を発表。THE HKS GT-RはHKSがトータルチューニングメーカーとして創業から半世紀にわたり培ってきた技術を基に発表された、「THE HKS」の象徴的存在として製作された1台となる。
今回発表のTHE HKS GT-Rのコンセプトは“3つの可変機構を有し、MAX1100PSを遺憾なく堪能できる速さと快適さを兼ね備えた珠玉のGT-R”で、「THE HKS」コンセプトの同車両は世界に1台のみの仕様となる。日産『GT-Rニスモ』(R35 VR38DETT)をベース車両とし、4.3L化のHKS最高峰エンジン「コンプリートエンジンVR38 4.3L STEP PRO+」に大容量ボールベアリングターボ「GT5565BB」×2機、高出力と静粛性を高次元でバランスした専用可変機構付き排気システム、ハイパーマックスRを可変化させた専用サスペンションシステムなどを搭載。販売予定は2025年冬で、販売価格は税込み1億1000万円を予定。
「THE HKS」ではコンセプト別にDimension X、Y、Z の3つの方向性を設定。Dimension Xは「走りたくなる衝動を」、Dimension Yは「あらゆるクオリティの追求を」、Dimension Zは未知なる境地の創造を」と設定され、車種に合わせたコンセプトに基づき、最適な車両を製作していく。現車限りの販売となるため、今回発表のTHE HKS GT-Rも応募者多数の場合は抽選での販売とされる。
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