メルセデスベンツは、『Cクラス』がユーロNCAPの運転支援システム評価で最高ランクの「非常に良い」を獲得したと発表した。
この評価は、欧州の新車アセスメントプログラムであるユーロNCAPが2020年から実施している特別評価で、運転支援機能の性能を独立して評価するものだ。
Cクラスは、評価対象となった5車種の中で最高得点の182点を記録。特に「アシスタンス能力」で85%、「安全性バックアップ」で97%という高スコアを達成した。この結果は、『EQEセダン』(2022年)、『EQE SUV』(2023年)、『Eクラス』(2023年)の優れた成績を引き継ぐものとなっている。
メルセデスベンツ Cクラス特に高評価を得たのが「アクティブ緊急停止支援」機能。この機能により、運転者が医療緊急事態などで運転タスクを遂行できなくなった場合、車両が自動的に右または左の車線(国別仕様)に変更し、制御された方法で停止することが可能となる。
ユーロNCAPは2024年2月に評価基準を更新し、オートバイや自転車との衝突回避減速などの新しい基準を追加した。Cクラスは、この厳格化された基準の下でも最高評価を獲得している。
メルセデス・ベンツは、40以上の運転支援システムを搭載することで、すべての道路利用者の安全性向上に貢献している。Cクラスのオプションの「ドライビングアシスタンスパッケージプラス」には、アクティブディスタンスアシストDISTRONIC、アクティブステアリングアシスト、アクティブ速度制限アシストなど、多数の先進機能が含まれている。
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