まずは申し訳ございません。2023年秋のジャパンモビリティショーで公開された日産 ハイパーツアラー。それを目の当たりにしたベストカーは最初の予想をあえて捨て、「ハイパーツアラーは次期型エルグランドの姿だ」と豪語した。でも、どうやら違ったみたいです……。

※本稿は2024年9月のものです
文:ベストカー編集部/写真:日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年10月26日号

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■弁解の余地もございませんが……弁解させてください

「凄く四角く見える」というのが以前紹介した目撃情報だが、そのとおりのフォルムとなりそう。高級感にもこだわる(ベストカー編集部作成の予想CG)

 次期エルグランドはずいぶん前からベストカースクープで伝えているが、2023年秋のジャパンモビリティショーで世界初公開された「ハイパーツアラー」で惑わされた。未来のエルグランドっぽいが、「未来すぎた」のだ。全固体電池で自動運転もできるというのだからえらいことである。

 とはいえ、BEVで登場する可能性はゼロではない。また、完全自動運転はないとしても最新のプロパイロットで手放し運転くらいは充分できる……と混乱させられたのだ。

 しかし、今回の情報で原点回帰。次期エルグランドはハイパーツアラーとは関係なく、e-POWERで2025年中に登場するという当初の情報に戻ったからだ。

 発電用エンジンはエクストレイルに搭載されている直3、1.5L可変圧縮比ターボで、エクストレイルはフロントモーター204ps/33.7kgm、リアモーター136ps/19.9kgmだから次期エルグランドも同様のスペックになりそう。

 ただ気になるのは今、日産にはライバルのアルファードと同等のホイールベース3000mm級のプラットフォームがないこと。エクストレイルのCMF-C/Dプラットフォームを改良して使うのか、新しいプラットフォームを用意するのか、続報を待ちたい。

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