クロストレックに目がいきがちだが、じつはベースのインプレッサの完成度ときたらマジで文句ナシ。とはいえ気になるのは先代モデルからどれほど進化したか!? なハズ。超絶わかりやすく解説します!!!!!!!

※本稿は2024年10月のものです
文:片岡英明/写真:スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月10日号

■スバル インプレッサ(2023年4月フルモデルチェンジ)

スバル インプレッサ【主な変更点】プラットフォームを改良。広角カメラ搭載の最新アイサイト搭載。フロントシートは新開発。11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを設定

 モデルチェンジから1年半が経過し、2024年9月にインフォテインメントシステムの使い勝手を向上させた。新型はファミリーカーとして満足度の高い一台だ。

 先代と比べるとキャビンの快適性は向上し、走りの質感も高められている。見違えるほどよくなったのはハンドリングだ。狙いどおりにクルマが向きを変え、サスペンションもしなやかに動くから上質感がわかりやすい。

 ラゲッジルームなどの広さはクラス平均にとどまっているが、ロングドライブを余裕でこなす実力派だ。

 マイルドハイブリッドのe-BOXERは制御などの見直しによってモーターの出番が増え、滑らかで力強い加速を手に入れた。乗れば違いはわかりやすい。燃費は物足りないが、これに目をつぶれば満足度の高いファミリーカーに成長した。

●進化度:先代と比べて……+18点

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