登場前から注目を集めるホンダ シビックRS。「普通のクルマのスポーティグレード」である“RS”は、ホンダ以外にも多くの車種に用意されている。そこで、10年落ち以内の各車RSグレードはどうなのか。ここでは4代目スズキ スイフトRSを調査した!!

※本稿は2024年10月のものです
文:伊達軍曹/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月26日号

■1.2L・NA車は5MTも選べる!:スズキ スイフトRS(4代目ベース・2016年登場)

4代目スイフトは2016年12月に登場。新型プラットフォームを採用し、車重900kg前後という軽さを実現

 パワーユニットは先代スイフトの通常モデルと同一だが、速度域の高い欧州の道路環境を想定したショックアブソーバーとタイヤ、電動パワーステアリングコントローラーが特徴。1.2L直4自然吸気エンジンを搭載する「RS」のほか、モーターアシストも加えた「ハイブリッドRS」の2種類が存在する。

●中古車購入ポイントは?

 自然吸気エンジン車の流通量もそれなりに豊富だが、流通の中心は圧倒的にハイブリッドRS。その相場は総額80万~210万円と上下に幅広いが、総額110万円前後にてまずまず好条件な一台を見つけることができる。

 とはいえハイブリッドRSは全車CVTであるため、5MTを選びたい場合は必然的に自然吸気のRSとなる。5MT車の流通量は全国で約20台と少なめだが、総額130万円前後でコンディション良好な一台を検討可能。全般的に足はやや硬めなので、可能であれば試乗して、その感触を確認したうえで購入を。

●スズキ スイフトRS(4代目・2016年登場)
・中古相場:約80万〜210万円
・新車時価格:159.4万~204.8万円
・年式:2016~2023年
・入手しやすさ:★★★★☆
・中古車オススメ度:★★★★☆

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