2019年に登場したダイハツ タント。大きく開くスライドドアが魅力だが、予算にあと数万プラスするとトールが買える。じゃあトールにしましょう! といきたい所だが、トールの登場は2016年と若干古い……あ〜もうどうすりゃいいの!?
※本稿は2024年10月のものです
文:片岡英明(走り&実用性)、渡辺陽一郎(コスパ)/写真:ダイハツ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月26日号
※諸元中のTはターボ、TTはツインターボ、DTはディーゼルターボ、Mはモーターの略称です
■タントを買うならトールが買える!(価格差:約9万円)
●走りや実用性の違いは?
どちらも3気筒ターボを積むが、両車は似て非なる性格だ。パワーフィールが洗練されていて、燃費も悪くないのは軽自動車のタントカスタムRS。背は高いが、危なげないフットワークを見せる。トールは力強いが、設計の古さが顔を覗かせ、走りや快適性は今一歩だ。
★走り&実用性……トールは設計が古く、タントのほうが洗練度が高い
●コスパの違いは?
両車とも全高が1700mmを超えてスライドドアとエアロパーツを装着する。
価格はトールカスタムGターボがタントカスタムRSに比べて9万2500円高い。しかもタントは左側のスライドドアにピラーを内蔵したから、開口幅が約1.5mとワイドだ。サイド&カーテンエアバッグも、タントは標準装着するがトールは5万600円のオプションだ。
その一方で運転支援機能は、タントは5万5000円のオプションになる。
装備は一長一短だが、9万円以上の価格差とワイドに開くスライドドアを考えるとタントが買い得だ。
★コスパ……助手席側に大開口ドアを採用するタントがやや買い得か
●結論……設計の古さが見られるトールよりも洗練度の高いタントがお薦め
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