日産自動車は12月12日、緊急車両『パラメディック』の警光灯について車両側面の制御ユニットが故障し、前側上部以外の警光灯が点滅しなくなる恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2018年7月~2023年10月に製造されたパラメディックの134台。

警光灯ハーネスの防水性が不十分なため、車両側面用の警光灯制御ユニットの回路がショートし、警光灯用ヒューズが溶断する恐れがある。そのため、車両前側上部の警光灯は問題ないが、それ以外の箇所の警光灯が点滅しなくなる恐れがある。

日産は対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、全車両の側面用警光灯を対策品と交換する。

現在までにこの現象による不具合が6件報告されており、事故は報告されていない。

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