フォルクスワーゲン(VW)の『ゴルフ』第5世代(2003~08年)は、VWが「快適性と走行性能で、アッパーミドルクラスの競合他車を凌駕した」という自信作だ。品質の指標のひとつが、レーザー溶接ボディによるねじり剛性の35%増という数字になっている。

この世代で初めて、後席サイドエアバッグが設定される(オプション)。標準装備のフロント、フロントサイド、ヘッドエアバッグと合わせて、合計8つのエアバッグが用意された。

さらにゴルフVは、新開発4リンクリアサスペンション、同じく新開発の7速DSG、バイキセノンヘッドライト、「GTI」に搭載されたターボチャージド直噴ガソリンエンジン、そして世界で初めての、ターボチャージャーとスーパーチャージャーとを組み合わせた「ツインチャージャー」で注目を集めた。

ゴルフ第5世代は全バージョン合わせて340万台が生産された。

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