やっと全貌がわかったホンダ 新型フリード。ノーマルモデルのエアーとSUV仕立てのクロスターの2本立てなのだが、内装デザインは原則同じとなる。ただ、質感爆上がりでワンクラス上のステップワゴン顔負けの仕上がりなのだ。しかも最大のライバル「シエンタ」にない機能も!! こりゃマジで売れるゾ!!!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
■N-BOXと同じフル液晶メーター!! シートヒーターも3段階ってマジか
新型フリードはフィットやN-BOXと同じでフル液晶メーターを装備。ナビなどのオーディオは全車オプション扱いで8インチ、9インチ、11.4インチの3種をラインアップする。エアコンパネルは原則ステップワゴンと同タイプでブラインドタッチでも操作しやすい仕様となっているのは嬉しいポイント。
グレードにもよるがシートヒーターも左右それぞれに装備するのだ。しかも3段階調整機能付き!! フロントシートのアームレストは先代モデルと同じ仕様でリクライニングとともに動くタイプとなる。
シフトはガソリン・ハイブリッドともにゲート式を採用。そして念願の電気パーキングブレーキも標準装備に。これにより先行車を任意の車間距離&速度で追従してくれるアダプティブクルーズコントロール(ACC)も全車速になったうえ、ブレーキホールド機能も装備されたのだ。
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■便利だった引き出し式テーブルが廃止に…代わりに収納スペース確保へ
ステップワゴンと同じようにダッシュボードなどに布パッドをふんだんに使っており、質感はかなり上がっている印象なのだ。
ただ、唯一気になるのが先代モデルでかなり便利だった引き出し式テーブルが廃止されたこと。スマホやガムといった小物を置くのにほどよいスペース、そして完ぺきな位置でかなり使いやすかったのだが、今回は廃止に。
代わりにUSBポートに繋ぎながらスマホなどを入れられるスペースを確保しているのだ。とはいえ実際のところ先代オーナーさんから見ればこの改良はどうなんでしょう!?
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■シエンタに圧勝!? 3列仕様のみ後席クーラー装着で夏場も超絶快適に!!!!
最大のライバルであるシエンタにない機能として後席クーラーが天井に装備されたのはかなりデカいポイント。新型フリードには2列/3列それぞれあるのだがコチラが装備されるのは3列シート仕様のみ。暖房は足もとだけと従来と同じながら、冷房効率は格段にアップしたのだ。
オーナー調査を進めると「後席にクーラーの風が届かず、冷えるまで時間がかかる」という意見が多く、あえてクーラーのみを装備することに。これで夏場に3列目に座っても快適に過ごせるようになったのだ。
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■ええ、フリップダウンモニター3列仕様に装着不可!? クーラーは嬉しいけど……こりゃないぜ
唯一残念なのが後席モニターについてで、3列仕様を選ぶとクーラーが天井にあるためフリップダウンモニターが装着できないのだ。2列仕様車は付けられるのだが、どう考えても3列仕様を選ぶ層がより必要な気もするが……。
とはいえ後席でかなりアツい機能が!! そうフロントシートバックにUSBタイプCの充電ポートが内蔵されたのだ。ただ上級グレードのみ標準装備となるので、購入の際はご注意を!!
重箱の隅をつつくようなことも書いてしまったが、素直に新型フリードは大幅進化したのは紛れもない事実。ステップワゴン危ういかもと思うほど。気になる方は実車確認を急げ!!!!!!!!
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