梅雨の時期を前に、過去に2度、浸水の被害にあったJR博多駅で、川の氾濫を想定した防災訓練が行われました。

16日、JR博多駅で行われた防災訓練には、JR九州や駅周辺の商業施設の関係者など約150人が参加しました。

この訓練は、博多駅近くを流れる御笠川が氾濫危険水位に達し、駅構内や地下街に浸水する恐れがあるという想定で実施されました。

参加者は、避難誘導の流れや地下への浸水を防ぐ「止水板」を設置する手順などを確認していました。

博多駅周辺では、過去に2度、大雨で地下街が浸水する被害を受けていて、1999年には、1人がビルの地下に取り残されて亡くなりました。

訓練の参加者は、「再び集中豪雨が起きても死者、負傷者を出さないように訓練をしていきたい」と話していました。

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