バニラの香りを引き出す特許技術を県内の企業が取得し、16日、香り高いバニラを使ったお菓子の試食会が開かれました。

北中城村で約1万株のバニラを栽培しているのはソルファコミュニティ。2024年3月にバニラの香りを引き出す発酵技術を解明し特許を取得しています。

試食会には特許技術を用いて発酵させたバニラを使った2種類のスイーツが用意され、関係者に振舞われました

北中城村比嘉村長:
「ものすごく美味しいです」「地元の原料を使ったというのはさらにおいしく感じます」

ソルファコミュニティは、障がい者の就労支援に取り組んでいて、農園のスタッフも自分たちが育てたバニラの美味しさに笑顔を見せていました。

農園スタッフ:
「美味いです」「頑張ったかいがありましたね」

ソルファコミュニティ玉城卓代表:
「ここからはいろんな人にも広げていきたいなと思います。みんながバニラビーンズを通して幸せを感じられるような、買ってくれた方に食べてもらえるようなお菓子っていうのをどんどん作っていって笑顔が増やせたらと思います」

この農園では今後、生産量をさらに増やし、来年には1トンを超える出荷を見込んでいます。

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