秋田市にある秋田大学の南谷佳弘新学長が16日、就任会見を開き、「学生や教職員の夢の実現に向けて尽力したい」と決意を述べた。

 4月1日付けで就任した秋田大学の南谷佳弘新学長は東京都出身の62歳。秋田大学大学院医学研究科を修了後、2013年に秋田大学医学部の教授に就任し、2019年から副学長を務めた。

 南谷学長は会見の中で「研究者、学生だけでなく、事務職員も夢がある。そうした夢を引っ張るより、実現することをサポートすることが大事」と述べ、学生や教職員など、それぞれが掲げる目標の達成を後押しできるような大学づくりに取り組みたいと抱負を述べた。

 また、2025年4月に開設予定の新たな学部「情報データ科学部」の概要も示され、南谷学長は学部間の連携を強化して地域課題の解決を進めたいと意気込んだ。

 南谷学長:
「人工知能や情報データ、ビッグデータを解析するのはすべてに関わること。いろいろな学部から出てきた情報を協力して集め返すことを考えている」

 南谷学長の任期は2028年3月31日までの4年間。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。