水害が発生しやすい梅雨を前に、国や県などが連携を確認し強化しようと、19日、佐賀市の嘉瀬川河川敷で水防訓練を行いました。

この総合水防演習は、出水期を前に関係機関の連携を確認し、大雨災害への防災意識を高め、救助活動などのスピード強化をはかろうと行われた訓練です。
毎年この時期に九州各県が持ち回りで実施していて佐賀では9年ぶりに行われました。
国や県、佐賀市、消防団など38の機関から合わせて約600人が参加し、連携や手順を確認しました。
県の消防防災ヘリコプター「かちどき」も投入され、救助を必要とする人を隊員が速やかに搬送しました。
また、嘉瀬川ダムで洪水氾濫のおそれを想定した訓練では、佐賀市の坂井市長が山口知事に、専用電話で陸上自衛隊の派遣を要請するなど、自治体トップの連携も確認しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。