愛媛県砥部町のとべ動物園で、チュウゴクワニトカゲ3頭が4月下旬に宮城県から搬入され、このうち1頭が5月3日に死んだことが20日に発表されました。一般公開の時期は未定です。

とべ動物園によりますとチュウゴクワニトカゲの3頭は、宮城県仙台市の木山動物公園で2021年12月と翌年1月に誕生。繁殖のためとべ動物園へ今年4月20日に搬入されました。このうち1頭のメスが、環境の変化のためか食欲がなく強制的にエサを与えていたところ、5月2日に脱腸が見つかり処置を行ったものの3日に腸炎のため死にました。

チュウゴクワニトカゲは中国やベトナムの上流エリアの清流に生息し、は虫類では珍しく胎生。生息数は減少し続けていて、中国では絶滅危惧の動物・国家一級重点保護野生動物に指定されています。寿命は10年程度といわれています。四国の動物園での飼育は初めてということです。

死んだ1頭は体長が約20センチ。成長すれば約40センチになり成長する過程だったということです。

残る2頭の一般公開の時期は未定で、とべ動物園は「環境に慣らし展示できるよう取り組む。安らかに眠ってほしい」としています。

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