長野市のクリーニング店の跡地で、地下水から基準値を超える有害物質が検出されました。市は、周辺の住民に井戸水を飲まないよう呼びかけています。

有害物質が検出されたのは、長野市箱清水のクリーニング店跡地です。

4月、所有者の変更に伴う地下水の調査で、発がん性があるとされる「クロロエチレン」と、中枢神経に影響があるとされる「1,2-ジクロロエチレン」が検出されました。
それぞれ、国の基準値の150倍以上と10倍以上の量でした。

市は、半径1キロ以内を対象に井戸の利用状況を調べていて、井戸水を飲まないよう呼びかけています。

今回検出された2つの物質は、ドライクリーニングに使う溶剤の一部が土壌に浸透し、分解して発生したとみられます。

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