マッチングアプリを使った出会いが増えている中、女性同士の友達作りに特化したアプリが話題になっている。
開発したのは、「Z世代」の女性起業家だった。
表参道で人気の結婚式場。
華やかに飾られたその披露宴会場で、「一緒に写真撮ろう」、「盛れてる! 盛れてる!」と、2人の女性が楽しそうにアフタヌーンティーの様子を撮影している。
会社員のあずささんと看護師のれいなさん。
実は、会うのはきょうが初めて。
出会いのきっかけは友達作りを目的とした女性限定のマッチングアプリだ。
看護師・れいなさん「女の子同士で会えるっていいなってすごい思って、新しいその友達もつくれるっていうのに魅力を感じて始めてみました」
会社員・あずささん「地元を離れてて、ちょっと友達を増やしたいなって」
免許証などを使った身分証確認もあるため、安心して利用することができる。
また、女性限定ならではのサービスもある。
マッチングした相手の過去に出会ったユーザーが表示されるので、相手が今までに出会った人を知ることができ、友達の輪を広げられる。
アプリを開発したのは、まさにZ世代の徳川あおいさん(24)。
開発のきっかけを聞いた。
開発者・徳川あおいさん「コロナ禍に人との出会いが結構途切れてしまって、マッチングアプリを試した。延べ1600人と出会ったが、人との出会いで“人生の可能性が広がった”なとすごく感謝していて、そういった経験を多くの方にしてもらいたい」
徳川さんは、大学在学中にアプリの開発を開始し、1年かけて2023年6月に完成させ、リリースした。
この日は、リリース直後からの利用者で、ネイリストのけいさんとの女子会。
開発者・徳川あおいさん「ここを半分に分けて、つぶやきと募集を分けようと思う」
ネイリスト・けいさん「募集を探しているのにつぶやきとかだと、うん? ってなっちゃうから、ありだと思う」
日頃からアプリ利用者と女子会をして意見を聞き、改善に励んでいるという。
けいさんは、今も5人の利用者と頻繁に会うというヘビーユーザー。
ネイリスト・けいさん「飲もうよっていう子もいれば、カフェも行く子もいれば、本当に美容に対してずっとしゃべってる子もいれば、結構いろいろ」
効率良く一緒に食事やお出かけができる同性と出会える点が人気の1つのようだ。
開発者・徳川あおいさん「今後は、どんどん機能も使いやすいようにしたり、エリアを拡大させていって全国に広げて、日本中にすてきな女友達との出会いの機会を提供したい」
「Z世代」の新たな出会いの形。
今、女性たちの心をとらえ始めている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。