５月５日の「端午（たんご）の節句」を前に、モノづくりのまち・大阪府東大阪市の同市役所できらびやかな装飾が施された「五月人形」が展示され、市民らの目を楽しませている。展示は５月７日までとしている。
五月人形を飾る家庭が減り、来庁者らに日本の伝統や文化を感じてもらおうと市が企画。平成１９（２００７）年から毎年、ひな人形などの製造卸を行う松よし人形（同市）が協力する。
同社の社員らが市役所を訪れ、飾りつけを行った。展示する五月人形は取引先の京都や関東の職人らがつくったものだという。同社の小出道子社長は「日本の昔ながらの伝統や細かい職人技を見ていただきたい」と話していた。
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