福島県は令和5年度の男性職員の育児休業の取得率が84.1%と、前の年度と比べて20ポイント以上増加したことを公表した。

福島県は、職員のワ-ク・ライフ・バランスを応援するとして、平成27年に知事自ら「イクボス」宣言をしたことをきっかけに、育児のための休暇を取得しやすい環境の整備や、超過勤務の縮減などの取り組みを全庁的に進めている。
令和7年度までに育休取得率100%を達成することが目標。

5月31日には、過去に育児休業を取得した男性職員や、その上司などに、知事が面談し、休業期間の適切な長さや休業中の業務のサポート体制などについて聞き取りを実施した。

県は、県職員の育休取得率を上げることで、県内の自治体や民間企業にも波及させたいとしている。

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