北海道釧路市の公園で5月、タンチョウのひなが生まれその愛くるしい姿が人気を集めていましたが、30日になって体調不良で動物園の病院に入院しました。

 薄茶色の産毛に包まれた愛くるしい姿を見せているのは、国の特別天然記念物、タンチョウのヒナです。

 釧路市の丹頂鶴自然公園で5月8日に誕生が確認されその後、エサをもらったり母親の後をついて歩いたりしていました。

 「来場者にずいぶん喜んでもらっている。皆さん、ひなのケージの前でずっと足を止めて写真を撮ったりしている」(飼育担当 高嶋 賢治さん)

 しかし30日午前、足がふらふらして後ろに転んだほか、羽がけいれんするなどの症状がみられたため、急きょ釧路市動物園に移されました。

 現在動物園の病院で治療を受けていて、来場者や関係者が心配を募らせています。

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