福博の街に夏の訪れを告げる「博多祇園山笠」。

今年も祭り本番に向けた準備が始まりました。

福岡市・中洲では3日、三番山笠の中洲流が、お揃いの長法被を身にまとい、山笠行事の1つ「小屋入り」を行いました。

山笠の土台に使う板や道具などを清め、組み立て作業の安全を祈願する神事「小屋入り」。

中洲流では、今年1月の地震で被災した石川県の能登を題材にした飾り山を公開することにしています。

◆中洲流 西村守也 総務
「今から山笠建設が始まるという神妙な気持ち。『今からやるぞ』という気持ちがふつふつと湧いてくる思い」

6月1日には、山笠の台に取り付けるかき棒を洗い清める「棒洗い」が行われるなど、本格的な準備が進められています。

◆上川端通 長崎正洋 総務
「今年は八番山笠『上川端通』にとって60周年です。皆さんで盛り上げていただければ」

博多祇園山笠は、7月1日から飾り山笠の公開が始まり、15日の追い山笠でフィナーレを迎えます。

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