宿泊施設となる寝台特急「北斗星」。手前はB寝台開放2段式ベッド32床のある4号車=茨城県筑西市徳持で2024年2月1日午前11時24分、堀井泰孝撮影
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 茨城県筑西市の乗り物テーマパーク「ユメノバ」は、レールパークで公開している寝台特急「北斗星」を宿泊施設として提供する宿泊プランの販売を開始した。4両貸し切りで最大48人が泊まれ、料金は1泊20万円。かつてブルートレインとしても親しまれた北斗星。担当者は「鉄道ファンだけでなく、社員旅行などにも利用してほしい」と期待している。

 北斗星は青函トンネル開業の1988年から27年間、上野から札幌まで約1200キロを約16時間で運行。車両の老朽化や北海道新幹線の開業の影響で、2015年に惜しまれながら役目を終えた。

寝台特急「北斗星」1号車のB個室寝台=ユメノバ提供
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 提供するのは当時使用されていた車両で、1号車=A・B寝台車両▽2号車=食堂車「グランシャリオ」▽3号車=ロビーカー▽4号車=B寝台車。1号車はA個室寝台(1人利用2室)とB個室寝台(2人利用7室)、4号車はB寝台(開放2段式ベッド32床)で、1人から48人まで泊まれる。2号車には24席あり、別料金で食事も提供する。3号車は共有スペースになっている。トイレ・シャワー室は車外。

 宿泊期間は、日曜と月曜を除く10月31日まで。ユメノバ入場は別料金。予約・問い合わせは事務局(0296・48・7417)。【堀井泰孝】

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