農業や田んぼの重要性を学んでもらおうと、4日、福岡市内の小学生が福岡県朝倉市で田植えを体験しました。

爽やかな初夏の日差しの下、福岡県朝倉市で開かれたのは、小学生が自然環境について学ぶ「田んぼの学校」です。

田んぼの役割や農業の重要性について理解を深めてもらおうと、毎年この時期に開かれていて、4日は、福岡市立西都北小学校の5年生約70人が参加しました。

子供たちは、まず、田んぼの周辺で水辺の生き物を調査。

アメンボやカニなどの生き物を捕まえて観察しました。

◆参加した小学生
「アメンボとカエルです。もともと生き物とか、けっこう好きなので、こういうのを捕まえられて嬉しい」

そして、いよいよ昔ながらの田植えに挑戦です。

子供たちが驚いていたのは田んぼの泥。

慣れない感覚に足をとられながらも農家の人の指導を受け、子どもたちは苗を1本1本、丁寧に植え付けていきました。

◆参加した小学生
「楽しいです!初めて田んぼに入ったから、気持ちよさを知りました」

◆参加した小学生
「農家さんは、こんな難しい仕事を毎日こなしているから凄いなと思いました」

4日に植えた稲は10月に子どもたちが稲刈りをし、新米を使った調理実習を行う予定だということです。

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