6月4日、新潟県佐渡市で約120人の住民などが見守る中、行われたのはトキの放鳥です。

1999年に中国からトキの「友友」と「洋洋」が贈呈されてから今年で25年目となるのを記念して行われたこの日の放鳥。

これまで地域住民がトキの餌場となるビオトープの整備に取り組み、実際にトキが餌を取っているのが確認された小野見地区で初めて実施されました。

【ビオトープを整備していた住民】
「小野見地区で何羽ものトキを写真に撮りたいという気持ちがあった」

この日はトキを放鳥場所まで連れて行き飛び立たせるハードリリース方式で17羽のトキが自然界へと飛び立ちました。

【小学生】
「顔が赤かったり、他の鳥とは違う特徴を持っていてすごいと思った」

【中学生】
「きょう放った子たちが元気に巣立って大きくなってほしい。(トキを)保護できるような仕事に将来就きたいと思った」

この日飛び立ったトキも含め、これまでに放鳥されたトキは507羽。自然界で生息するトキは去年12月末時点で532羽に上るということです。

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