2025年度、開学以来初めて男子学生を受け入れると発表した活水女子大学が会見を開きました。

女子大学としての理念は変わっていないとして、大学名は変更しないとしています。

広瀬 訓 学長
「男性看護師のニーズが高まっている」「入学希望者や就職先から強い要請」

2025年度、初の男子学生を受け入れるのは活水女子大学の看護学部です。

前身にあたる「長崎医療センター附属看護学校」では、学生の1割ほどが男性だったため、新たな男子トイレの設置などは必要ないそうです。

看護実習や就職の受け入れ先となる長崎医療センター 八橋 弘 名誉院長
「力仕事は男性看護師が向いている。男性患者は男性に看護をしてほしい現場もある。特に泌尿器化関係とか」

他の学部に男子学生を受け入れる予定はなく、「活水女子大学」の名前は変更しないとしています。

広瀬 訓 学長
「女性の社会進出、日本で女性があらゆる場面で男性と対等かといえば、まだまだの部分が大きい。女子の教育としてまだまだ取り組まないところが残っている」「女子大学でいることの意義がある」

2025年度の定員は75人で、男女で入学定員枠は分けないとしています。

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