これからの暑い時期に食べたくなるのがソフトクリーム。でも、カロリーが少し気になるかもしれません。今回ご紹介するのは、そんな方にオススメのソフトクリームです。

話題のソフトクリームを販売しているのは、新潟県魚沼市のお店。

【長谷川珠子アナウンサー】
「店内は高級感があります。これがそのソフトクリームですが、どんな味わいなのでしょうか」

こちらが話題のオーガニックノンファットミルクのソフトクリーム。

【長谷川珠子アナウンサー】
「すごくクリーミー!コクがしっかりとあります。ただ、後味は比較的さっぱりでとても食べやすいです」

では、何が違うのでしょうか…

【コンディトライ・エルトベーレ 佐藤美夏さん】
「無脂肪乳を使っているため、カロリーは通常の3分の1」

カロリーはなんと3分の1!その秘密は無脂肪乳にありました。

【コンディトライ・エルトベーレ 佐藤美夏さん】
「乳性品を製造するときに副産物として生まれるもの」

例えばバターなら使用する生乳の3%~10%はバターになりますが、残りの90%は無脂肪乳になります。

【コンディトライ・エルトベーレ 佐藤美夏さん】
「使われていないというか、社会に出てもどんなふうに使って良いか分からないもの」

その無脂肪乳を特別にいただいてみると…

【長谷川珠子アナウンサー】
「普段の生乳と変わらない、甘さ控えめですっきりとごくごく飲めます」

しかし、無脂肪乳のソフトクリームを作るには苦労があったようで…

【コンディトライ・エルトベーレ 佐藤美夏さん】
「無脂肪乳でソフトクリームを作ろうとすると、シャーベットのようなシャリシャリなる。なめらかにクリーム状になるように調整している」

そして、ようやく商品化された無脂肪乳のソフトクリーム。低カロリーだけではなく、フードロス削減への強い思いもありました。

【コンディトライ・エルトベーレ 佐藤美夏さん】
「世の中にこんなに栄養価が高くて素晴らしい食材があるのに、一般の消費者に届けられない社会問題をなんとかしたくて始めた」

県によりますと、県内では年間7.5トンの食品ロスが発生。一人あたり年間35kgの計算です。

【コンディトライ・エルトベーレ 佐藤美夏さん】
「フードロスや社会で見過ごされているものがあるので、色々なことを考えるきっかけにしてもらえたらありがたい」

無脂肪乳ソフトクリームなら満足感はそのままに、ヘルシーに暑い夏を乗り越えられそうです。

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