瀬戸内の旬の味覚「シラス」漁が、10日呉市で解禁されました。
【向井記者】
「午前3時を過ぎました。漁師たちの運命のときが来ました。いよいよ今年一発目のシラス漁が始まります!」
夜明けとともに始まったのは、シーズンを迎えた「シラス」漁です。
呉市の沖合には、シラスを求めておよそ30隻の漁船が集まりました。
そのうち3隻が向かったのは、江田島の大黒神島の沖合。
午前5時半、シラスを獲るためおよそ120mもある網を海におろしました。
およそ2時間半後、網を引き揚げると活きのいいシラスが網いっぱいに引っ掛かり、大漁でした。
シラスの体長は去年と比べると小さく3~4センチだったとのことですが、釣れた量はおよそ400キロと、目標通りのスタートとなりました。
【石野水産・石野忠勝社長】
「新物は香りも違いますし、ゆでて魚臭さを抜いてありますので、小さいお子さんから魚がちょっと苦手な方にも食べていただけたら」
シラス漁は、今月から8月中旬にかけて最盛期を迎えます。
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