岩手県が環境に優しい農業の実現を目指して立ち上げた「いわてグリーン農業推進会議」の会合が6月12日に開かれ、県内での取り組みの推進に向けて情報を共有しました。

県は2023年3月、環境に優しい農業を促進するための基本計画を策定し、2023年9月に農業関係の機関・団体と「いわてグリーン農業推進会議」を立ち上げました。

12日はJA全農いわてなど11の機関・団体が参加したなか、県の担当者が県内の取り組みの現状を報告しました。

それによりますと県は2023年度、たい肥を活用した土づくりや化学肥料の使用削減などに取り組む「みどり認定農業者」に団体など43件を認定していて、2026年度までに3200件の認定を目指すということです。

県農林水産部 照井富也農政担当技監
「県としても今までの取り組みをさらに発展させながら、環境に配慮した生産活動や消費活動が進むよう取り組みたい」

また12日は県が2024年度環境に配慮した農業者の育成に向け開講したアカデミーについても報告が行われました。

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