川崎市は14日、市立川崎病院が「外国人患者受入れ医療機関認証制度」(JMIP)の認証を得たと発表した。市内医療機関では初めて。JMIPは一般財団法人日本医療教育財団が認証機関となり、多言語による診療や異文化・宗教に配慮した対応など外国人患者にも適した医療機関であることを示す制度だ。
病院は川崎区にある。市南部の川崎区、幸区の住民にとって代表的な医療機関で、両区には5月末時点で2万5475人の外国人市民が住んでいる。病院では通訳タブレットの導入や院内の掲示物、患者へ渡す文書の多言語化を進め、病院ホームページは英語版も用意している。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。