2018年の西日本豪雨などで芦田川の支流の福川が氾濫し大きな浸水被害がでた広島県福山市の山手地区で、大雨で増水した川の水を排水する新しいポンプ場が完成しました。
福山市神島町にできた「福川排水機場」の完成式典には、関係者や地域住民など約45人が参加しました。このポンプ場がある福山市の山手地区は、2016年6月発生した豪雨や2018年7月の西日本豪雨で、住宅地を流れる芦田川の支流・福川が氾濫し広い範囲で浸水被害が発生していました。
これらの対策として整備されたこのポンプ場は、福川の流量が大雨などで増えた際、4基のポンプで毎秒9トンの水をより大きな支流である瀬戸川に配水することで浸水被害の軽減が見込めるということです。ポンプ場の運用は14日から開始されています。
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