北方領土の貝殻島周辺のコンブ漁が6月15日から始まり、例年より2週間遅い出漁となりました。

 午前6時、北海道根室市の納沙布岬から195隻の漁船が花火の合図で、約3.7キロ先の貝殻島付近の漁場へ向かいました。

 2024年は流氷の影響でコンブの生育が遅れたため、例年より2週間遅い出漁となりました。

 「コンブぜんぜんない。去年の半分以下」

 「本当に(コンブが)ない。コンブの質はいい」(いずれもコンブ漁師)

 ロシア側と毎年操業条件を交渉していて、2024年の漁獲枠は3000トン、採取料は8037万円で、漁は9月末まで続きます。

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