久留米市内の度重なる大雨災害を受けて、県が4年前から公園の地下に整備を進めていた調節池が完成しました。

久留米市では近年豪雨災害が頻発していて、2018年と2019年には筑後川水系の池町川の氾濫によって、約2000戸が浸水被害を受けています。

こうした被害を受けて、県は4年前から久留米市梅満町の大隈公園に「地下調節池」の整備を進めていました。

完成した地下調節池は池町川に流れ込む雨水約1万トンを一時的に溜めることができ、川の水位の上昇を抑えることで氾濫防止が期待できるということです。

また、県は池町川の水を筑後川に流す放水路の整備も進めていて、担当者は「大雨被害軽減に期待したい」としています。

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