よさこい祭りまで2カ月をきり、県内各地で鳴子の音が聞こえ始めた。2023年大賞に輝いた人気チーム「とらっくよさこい(ちふれ)」も練習を開始した。3連覇を目指し2024年も“行くぜよ!”
3連覇を目指すよさこいチームが始動
6月15日、高知市の春野総合運動公園に集まった踊り子たち。
この記事の画像(22枚)統括の亀谷修一さんは集まった踊り子たちに「2024年とらっくよさこい(ちふれ)へようこそ。きょうから大家族で今年の夏を走り抜けます」と意気込みを語った。
2024年の「とらっくよさこい(ちふれ)」の踊り子は、小学4年生から60代までの150人で、そのうち約60人がチーム初参加だ。初参加の踊り子は「初めての参加になるのでドキドキとワクワクでいっぱいです」と話す。
とらっくよさこい(ちふれ)は2023年、2019年に続き2回目の大賞に輝いた。
亀谷さんは「今年で、とらっくよさこい(ちふれ)は10周年です。その10周年に3連覇を目指すことができます。こんな幸せなことはありません。目指しますよ!2024年とらっくよさこい(ちふれ)のはじまりはじまり~」と熱い思いを語った。
“とらっく流”で観衆をゾクゾクさせる
「鳴子」の持ち方から振付師・時久紀恵さんが指導した。一糸乱れぬ演舞を目指し、鳴子の角度や響きにまでこだわるのが“とらっく流”だ。
2024年のテーマは「御喜楽続々(おきらくぞくぞく)」。
理想郷を追い続け、笑顔と元気を届け続ける。観衆をゾクゾクさせたいという思いが込められている。
いよいよ振り付けの練習へ。
振付師・時久紀恵さんは「今、体斜め向いちゅうね。前に伸ばして手だけぐーっと広げてみ。お顔はどこ?お顔は前。これが今年のポーズです」など、手の動きや顔の向きなど細かい部分も指導。複雑で素早い手の動きをそろえられるかがポイントだが、まだバラバラ…。
約2時間、曲の冒頭部分をみっちり練習した。時久さんは踊り子たちに「楽しいね、夏始まったねみんな」と声をかける場面も見られた。
踊り子たちは「3連覇目指して頑張ります」「今年も大賞をとれるようにみんなで一生懸命練習に励んで頑張ります」と笑顔で話す。
とらっくよさこい(ちふれ)・川村浩平代表は「とらっくよさこいの全体美をお届けしたいと思います。そして踊り子とお客さんとの一体感をよさこいの絶景につなげていきたいと思います」と意気込みを語った。
夢見続けた3連覇を目指し、2024年もおまちに“とらっく旋風”を巻き起こす。
とらっくよさこい(ちふれ)の隊列美を際立たせるど派手な衣装は7月下旬に発表されるという。
(高知さんさんテレビ)
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