福岡県久留米市で地元の伝統工芸品の魅力をアピールしようと25日、市長などが久留米絣のシャツを着て市議会に臨みました。

25日開かれた久留米市議会の本会議で原口新五市長や市の幹部が身にまとっているのは、さまざまな色や柄がある久留米絣です。

江戸時代後期から伝わる久留米絣は、くくって染めた糸を織り上げることでできる独特の模様が特徴の綿織物で「日本三大絣」のひとつとされています。

久留米市ではこの伝統工芸品の魅力を発信しようと、11年前から6月と9月の市議会で着用に取り組んでいます。

◆久留米市 原口新五市長
「ファッション的に若い方が久留米絣を着てもらえると。SNSなどで拡散するのではないかなと思っている。ぜひ年齢に関係なく着てほしい」

久留米市は「さらに販路を拡大して、地域経済の活性化につなげたい」としています。

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