秋田市にこの春、通信制の新たな高校が誕生した。オンラインや映像を使うなど一人一人が自分に合った学び方を選べるのが特徴。17日は入学式が行われ、1期生が期待を胸に高校生活をスタートさせた。

 さくら国際高校秋田キャンパス・瀧森威校長:
「皆さんは勇気を持ってこの場へ来てくれた。この新たな一歩が未来への大きな一歩となる。失敗は人生の宝。自分のペースでゆっくりと進んでいってください」

 4月に秋田市に開校した「さくら国際高校秋田キャンパス」の入学式には、新入生33人が出席した。

 学校には5つのコースが設けられていて、オンラインや映像授業など、自分に合った学び方を選べるのが特徴。大学受験などに必要な科目とともに、アニメーションや伝統工芸、音楽など専門的な分野の学びを深められる。

 新入生:
「美の国あきたクリエイトコースを選んだ理由は、絵を描いたり色を塗ったりすることが好きだから。将来はみんなを助ける仕事とか、相談に乗る仕事をしたい」

 保護者:
「子どもの興味あることを伸ばしてくれる。先生方も優しく協力してくれそうだったので、とても楽しみにしている」

 新入生:
「今よりも、もっと画力を高めたい」

 学校の1期生として始まる高校生活に、生徒たちは胸を弾ませていた。

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