電動自転車やコードレス掃除機などで「非純正バッテリー」を使うと、充電中に発火する事故を引き起こすとして、製品事故の調査機関「NITE(ナイト)」が注意を呼びかけています。
NITE「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」は、製品本体のメーカーが製造していない「非純正バッテリー」の注意を呼びかける動画を公開しました。
非純正バッテリーを充電し、しばらく放置していると、バッテリーが爆発しました。跡形もなく焼け落ちてしまいそうです。
NITEによると、2023年までの10年間で、非純正バッテリーの事故は235件あったということです。そのほとんどで火災が発生し、このうち建物が全焼する被害につながった事案が14件にものぼるといいます。
非純正バッテリーの事故は、DIYで欠かせないインパクトドライバーなどの電動工具や、コードレス掃除機のバッテリーでも確認されています。
メーカーが製造した純正品と比べると価格が安いのが魅力ですが、安全装置が作動しないなどのリスクが潜んでいるものが多く存在するといいます。
NITEは「製造元の連絡先が書いてあるか」「説明書の日本語がおかしくないか」「極端に価格が安くないかなど」などを、購入前に確認するよう呼びかけています。
(東海テレビ)
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