宮城県南三陸町では、7月解禁になった「ミズダコ漁」が始まり、7月4日、初水揚げが行われました。高い海水温が影響したためか、初日としては少ない水揚げ量となりました。

南三陸町は冬の「マダコ」とともに、夏に「ミズダコ」の漁の最盛期を迎える、タコの産地です。
7月1日に解禁となったミズダコ漁は水深130メートル以上の沖合の海にかごを仕掛けて漁を行います。4日は午前9時半すぎから漁を終えた船が港で水揚げを行い、ミズダコが並べられていきました。
去年、かご漁によるミズダコは17トンあまりで、前の年の37トンの半分ほどにとどまりました。
漁師によりますと、水揚げ初日の4日は、漁獲量は例年より少なかったということです。

漁師
「漁は厳しい、ミズダコはいないようだ。海水温が高いのが影響していると思う」

ミズダコのかご漁は8月末ごろまで行われます。

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