水辺のレジャーが増える季節を前に、都城市の小学校で「着衣泳法」の体験授業が行われました。

着衣泳法を体験したのは、都城市・大王小学校の3、4年生およそ170人です。講師は、消防士の有志でつくる「防災みやこんじょ」

まずは寸劇で水難救助の流れを披露し、溺れたときは「浮いて待つ」というポイントを説明しました。

この後、児童たちは服を着たままプールに入ると、空のペットボトルを浮き輪代わりにしたり、体をまっすぐに伸ばして水に浮いたりして、救助が来るまで落ち着いて待つ術を学んでいました。

(児童)
「服を着たまま泳ぐと体が重くなって動きづらかったです。」

(防災みやこんじょ 福田洸太さん)
「都城市、地元の水の事故をゼロにしたいという思いで、今回企画しました。溺れたときに水の中で無理に泳ぐのは危ないんだと体験してもらえたと思います。」

警察庁によりますと、去年の夏は全国で235人が水難事故で亡くなったということです。

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