市街地に迫るクマ被害に、猟銃使用の制限緩和の方針です。
環境省の専門家などによる検討会は、人に被害がおよぶ恐れがあるなど一定の条件を満たす場合には、警察の命令がなくても住宅街で猟銃を使用できるよう鳥獣保護管理法を改正する方針を取りまとめました。
現行法では、住宅街などでクマの捕獲や駆除に猟銃を使うためには、警察が発砲命令を出すのを待たねばならず、わなをかけてクマを生きたまま捕獲しても、クマがわなの中で暴れるなどの危険があることが指摘されていました。
環境省によりますと、2023年度のクマによる人身被害は219人で過去最悪でした。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
