さて、突然だが、数学の問題。
正三角形の頂点にマル、「辺」の部分にシカクが描かれていて、両端のマルを足した数字をシカクに書きましょうというルール。「この答えは?」「マイナス2が正解」
これは、4月18日実施された全国学力・学習状況調査いわゆる「全国学力テスト」の問題。福島県内では小中学校、約600校の児童・生徒が参加した。

福島テレビ・松山理穂アナウンサー:「まもなく算数のテストが始まります。子どもたちは少し緊張した雰囲気ですが、これから日頃の勉強の成果を発揮します」

「はい、スタート」
全国の小学6年生と中学3年生を対象に、学力や学習状況を把握する目的で行われる「全国学力テスト」。県内では、小・中学校合わせて591校、約2万7600人が臨んだ。
テストは国語と算数・数学の2科目。ほかに生活習慣や学習環境を調べるアンケートも実施される。

先ほど紹介した問題だが、次の設問では「シカクの合計がマルの合計の2倍になることを数式で説明しなさい」と続く。そしてこれだけでは終わらない。
「Aさんは、正三角形が正四面体になってもマルとシカク、それぞれの合計には関係があると考えました。Aさんの予想を文章で書きなさい」と、思考力さらに表現力も求められる。

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