福島県郡山市の小学校で、県内で初めて開催された防災とスポーツを掛け合わせた「防災授業」。命を守るための新しい取り組みだ。

福島テレビ・浅野晋平記者:「子ども達は毛布を担架の代わりにして、ケガ人を運んでいます。コースには障害物が用意され、楽しみながら救助を体験しています」

郡山ザベリオ学園小学校の5年生約50人が参加した“防災授業”。
「ファイトファイト!頑張れ!」火災を想定して煙の中を低い姿勢で進むレースや…毛布を担架の代わりにし、ケガ人を安全に運びタイムを競うレースなど、スポーツを通じて防災を楽しく学んでいた。
参加した小学生は「頭だと救助される人が怖がるので、足を前にするのことを学びました」「普段とは違って、みんなともっと協力する能力を高められたと思います」などと話していた。

県内で初めて開催された“防災授業”には、過去の災害の教訓が活かされている。
シンク・篠田大輔社長は「まずは自分の命を守る、家族の命を守るということが大前提だと思っているので。命が守れた先には、体験したことを活かして、周りを助ける行動に移して欲しいなと思います」と話す。
この命を守るための取り組みは、今後も県内の小学校などで実施される予定。

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