2024年の元日に発生した能登半島地震を教訓に、今後の住宅防災の在り方を考えるセミナーが岡山市で開かれました。
このセミナーは玉野市の材木メーカー「ヤマホン」が開いたもので、約200人が参加しました。国立防災科学技術研究所の先名重樹さんらが講師として招かれ、能登半島地震で多く見られた地盤の液状化現象が災害時、岡山県内でも発生する恐れがあることを指摘しました。
(国立防災科学技術研究所 先名重樹主任専門研究員)
「(岡山県は)埋め立て地や干拓地の割合が非常に多いので、液状化などの地盤被害も大きくなる可能性がある」
また、セミナーでは建物の構造だけでなく、地盤を意識した防災を考える必要があるとして地盤の強弱を調べられる最新の微動探査システムなどが紹介されました。
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