愛媛県伊方町にある四国電力の伊方原発3号機で、定期検査が19日から始まりました。電力の需要が高まる7月の開始は初めてです。

定期検査は13カ月に一度義務付けられていて、四国電力によりますと伊方3号機は19日午前0時20分頃に送電を停止。原子炉本体のほか核燃料の貯蔵施設や放射線の管理施設などの設備で約120項目の安全性をチェックします。

また燃料の集合体157体のうち、40体をウランの新しい燃料に取り替えるとしています。プルトニウムを含んだMOX燃料で使えるものはなくなり、プルサーマル発電は中断されます。

このほか火災を防ぐ対策で原子力規制委員会から指摘に対応するため、ケーブルを収納する装備に耐火材を施すなどするとしています。

定期検査の終了は10月25日を目途にしています。

電力の需要が高まる7月の定期検査は初めてであるものの、四国電力は電力がひっ迫することはないとしています。

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