高校生と小学生が夏休みに交流です。地域との連携を深めようと総社市の高校で市内の小学生を招いた交流授業が行われました。
総社南高校で行われた交流授業には、市内の小学生約40人が参加。講師役となった約20人の高校生が夏休みの宿題の難しい問題を教えていました。
(高校生)「ここが8で6余るからこれが正しい答え。で、これは正しいか正しくないか分かる?」
(小学生)「正しくない」
(高校生)「そう」
(小学生は…)
「楽しかった」
「分からないところを教えてもらったり、できたら褒めてくれたりと、うれしかった」
教えた高校生にも発見があったようです。
(高校生は…)
「中学生の内容を小学生がやっていて、最近、レベル高いなと思った」
「あまり機会がないから、こういう機会に関われてよかった」
「どういうしゃべり方をすれば心を打ち解けてくれるのか、逆に聞いてくれたら答えやすいとか、自分からしゃべるのが大事と分かった」
(総社南高校 浮田圭一郎教諭)
「授業だけでは学べない人間関係(の構築)などを深めてくれることを期待している」
この授業は7月22日から4日間行われ、高校はこうした交流を通じて地域との連携を深め、生徒数の確保を図りたいとしています。
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