秋田県鹿角市の果樹園では今、ブルーベリーの摘み取りを体験できるイベントが開かれていて、訪れた人たちが甘酸っぱい実を味わいながら楽しんでいる。

鹿角市花輪の「かづの精果園」では、1.4ヘクタールの敷地で10種類以上のブルーベリーが約3000本栽培されている。

 かづの精果園・田渕博之代表:
「今年はずいぶん早く実がなった。天気が良かった影響もあって、味はしっかり濃く甘く仕上がっている」

果樹園では毎年ブルーベリーの摘み取りが体験でき、今シーズンは例年よりも1週間早い7月8日から始まった。

摘み取りは小学生が300円、中学生以上が600円。時間に制限がなく予約も不要で、週末を中心に県の内外から多くの人が訪れ、22日も甘酸っぱい味を楽しみながら摘み取っていた。

北秋田市から訪れた人は「粒が大きくて、大味かと思えば結構甘酸っぱかったり、甘かったりと千差万別で、舌触りも良くてとても良い」と話した。

また、男鹿市から訪れた人は「いつも楽しみにしている、1年に1回のことなので。ここ何年か連れてきてもらっている。ヨーグルトに入れたり、そのまま生で食べたり、冷凍にしたりする」と楽しみ方を語った。

 かづの精果園・田渕博之代表:
「8月よりも7月、来週より今週、早い方が大きい実がたくさん採れるので、ぜひ早めに来てもらいたい」

摘み取ったブルーベリーは1箱1400円で持ち帰ることもできる。

体験は8月上旬までの予定で、問い合わせは果樹園のホームページで受け付けている。

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